固定IPアドレスをふる時の注意点 

DHCPの範囲は固定IPアドレスをふるべからず

パソコンがその他のパソコンと通信したりインターネットに出たりするにはパソコンの住所となるIPアドレスやその他設定が必要になります。

その設定を自動に行ってくれるのがDHCPという仕組みになり、最近では市販されているルーターに必ず備わっています。だから何の設定をしなくてもルーターさえ最初に設定しておけばそのルータから出ているLANケーブルを差し込めばインターネットができます。
無線機能を持ったルーターであればWIFI機能をオンにすることで(セキュリティー設定がされている場合にはパスワードを打ち込む必要はあります)無線でルーターを通してインターネットが出来るわけです。

自動に設定しくれる故に自分で設定する場合にはそれ以外の範囲に設定しなくてはいけないわけです。
例えば192.168.11.2から192.168.11.100までDHCPの範囲であった場合に自分である機器Aに192.168.11.10というIPアドレスをふったとしましょう。
機器Aの電源が入っている場合には192.168.11.10というアドレスは使用されていることがわかるので割り当てされることはないですが機器Aの電源が入っていない場合には192.168.11.10は使われていないとしてDHCPサーバが割り当てを行ってしまう場合があります。

もし、192.168.11.10がDHCPで割り当てされている状態で機器Aの電源を入れた場合機器Aのアドレス192.168.11.10はすでに使用されていますので、インターネットや他の機器へのアクセスが出来ない状態になってしまうのです。

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インターネットに繋げない設定 

ローカル内だけで使用する端末

このご時世、インターネットに繋がらないパソコンなんて意味がない…って感じですが、例えば家庭内や小さな事務所などでそれぞれの端末のバックアップ専用端末やファイルサーバ或は、セキュリティーソフトが対応していないOSを事務作業用として使いたいなどセキュリティー上安全ではないと分かっていてもついつい使いがちな場合もあります。

ちょっとでもリスクを減らして使えるならその方が良いに決まっています。インターネットへ直接繋がっていると、予期せずウィルスに感染してしまった場合に穴だらけになってしまって危険ですがローカルネットワーク内のみのアクセス可能な設定であればインターネット接続されている端末を通してしかアタックされることもありません。もちろんインターネットに繋がっている端末がきちんとセキュリティー対策されているということが前提になりますが(笑)

方法は色々あると覆いますが手軽にできる2つの方法を記載しておきます。
1つ目はDHCPサーバに割り当てされる以外のIPアドレスを設定して、DNSサーバの設定はしない。
2つ目はルーターの設定でIPフィルターを設定する。
2つとも設定しておけば間違ってDHCP接続にしたまま使い続けてしまっていてもルーターでフィルターがかかっているので安全ですね。

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Wake On LAN 

Wake-On-LANとは

Wake-on-LAN(略称WOL)とはネットワーク経由でパソコンの電源投入の指令を送ることができる機能です。
マジックパケットと呼ばれる特殊なイーサネットフレームを送信してコンピュータの電源を投入することになります。マジックパケットは、FF:FF:FF:FF:FF:FF(ブロードキャストアドレス) + 起動したいパソコンのランアダプタに割り当てられるMACアドレスを16回繰り返したものが使用されます。

条件

WOLに対応した有線LANアダプタが必要

WOLが機能するためには、パソコン本体が停止していてもLANアダプタには電源を供給し続ける必要があります。また、BIOSの指令によって電源を投入できるようになっている必要があります。

マザーボード上にLANアダプタを組み込んだ物が殆どですが、そのLANアダプタがWOLに対応していなければなりません。現在ではWOL対応の物が殆どのようです。

LANアダプタを増設する場合や増設した場合はLANアダプタを拡張スロットに取り付けるだけでなく、WOLによる電源投入指示の信号を伝達するためのケーブルを、LANアダプタとマザーボードの専用コネクタを結ぶ形で取り付けなければWOLは使用できません。
また、無線LAN通信の場合は通信を確立するためにOSが立ち上がる必要がある為、WOLを利用することはできないです。

電源やマザーボード、OSがACPI機能に対応している

Windows OSの場合は98以降の殆どのバージョン/エディションで対応しているようです。マザーボードはBIOSの設定でWake-on-LANを有効にできれば問題ないでしょう。

PCIバスからの電源投入にチップセットやバスが対応している

マザーボードがWake-on-LANに対応していれば問題なさそうですが・・・

とりあえず試してみる

WOL使用に関して細かな条件は色々ありますが、難しいことは置いといてWOLに対応しているかどうかはフリーソフトを使用して簡単にテストできるので試してみたほうが早いかもしれません。下記のBIOS設定2項とLANアダプタの設定をして、家庭内(ローカル)でWOLが機能するかをテストしてみましょう。

BIOS設定

  • Wake-on-LANの項目を有効にします。
  • WOLを使用するには、パソコン本体がシャットダウンしていてもネットワークカードにだけは電源を供給し続けなければいけません。BIOSのACPIステートをS1+S3やS5へ変更してください。

LANアダプタ設定

  • [デバイス マネージャ] - [ネットワーク アダプタ]からWOLを有効にしたいLANアダプタ名のプロパティを開きます。電源の管理タブの「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックを入れます。ここをチェックしておかないとWOLが機能しません。

起動に使うソフト

マジックパケットを送信するフリーソフトは幾つかありますが、私はMagicBootを使用します。MagicBootの紹介エントリーで設定などをもう少し詳しく記載してありますのでご覧ください。

問題なく起動することができたならそのパソコンの構成はWOLに対応しているということです。

ルーターを超えるには

一般家庭内で他のパソコンを起動するために、わざわざWOLを使用するような環境は少ないと思います。大抵は出張や旅行に出かけた時に自宅のパソコンへアクセスしたいといった時でしょう。
しかし、マジックパケットを使用するには送信元と送信先が同じブロードキャストドメインの範囲内でなくてはいけません。要するにルーターを超えてマジックパケットの送信ができないのです。
では、外出先から自宅のパソコンの電源を入れるにはどうするか。

  • マジックパケットを送信するだけの省電力パソコンを常時起動させておき、VPNやVCNでログインしてマジックパケットを送信して起動する。
  • WOL対応ルーターを購入してルーターからマジックパケットを送信する。

WOL対応家庭用ルーターは数が少なく私の知っている物ではバッファローのBHR-4RVくらいです。



最悪、電源のいれっぱなしという方法もありますが、停電など予期せぬシャットダウンに遭うと目も当てられません。
それに、電気代は無駄だし真夏の日中に空調なしに起動しっぱなしというのは怖いですよね。

使用する時間帯がある程度予測できるのであれば、定期的に起動させるならBoottimerというフリーソフトもあります。しかし、このソフトも予期せぬトラブルによって起動に失敗すると電源を入れることができなくなります。

遠隔操作で電源オフにする方法

WOLを使用して電源を入れることができたとして、用事が済んだら電源を落としにパソコンの所まで行くのでは芸がありません。
リモートツールによってはリモート中にパソコンの電源を落とすことが出来る物もありますが、Windows標準のリモートデスクトップでは電源を落とす事はできません。

そういった場合はWindowsが標準装備しているShutdownコマンドによって解決できます。このコマンドは、ネットワーク経由でほかのPCに対してシャットダウン、再起動、あるいは休止状態にする指令を送ることができます。

電源を切る

shutdown /m \<コンピュータ名> /s

再起動する

shutdown /m \<コンピュータ名> /r

休止状態にする

shutdown /m \<コンピュータ名> /h

注意点としては、shutdownコマンドを他のパソコンに対して実行する際には、対象となるPCに対して管理者権限を持っているユーザーでなくてはいけません。