PC電源ユニット選び 

2009年2月

電源ユニット選び

ケースを買えば付属している物もありますが、電源は良いものを別に揃えるのをお勧めします。ケースに付属している電源は安価な物が多く、発熱が多くうるさかったりすぐに不安定になることが多いです。特に熱はPCの大敵です。
私の経験から電源のトラブルはPCの電源ボタンを押してファンは回るが、バイオスすら起動しない。その後にすぐに電源を入れなおせば立ち上がるといった症状がでたことがありました。それが毎回起こるので電源ユニットを交換したところきちんと立ち上がるようになりました。 他には、PCの電源を入れるとファンが回って立ち上がろうとするが、途中で落ちてしまうという現象も起こったことがあります。
質の悪い電源はこういったトラブルが起こりやすいので気をつけてください。初心者の方は組み終わった後にトラブルと、原因がどこにあるのかを探すのも大変だとおもいます。

電源選びのポイント

80PLUSは静音のポイント

80PLUSとは電源ユニットが電圧を生成する際に生じる変換損失を抑え、電力の80%以上を損失せずに確保することができる物が認証を取得でき、対象製品には、「80PLUS」というロゴマークが記載されています。
電源の役割は、コンセントから供給されている家庭用の100ボルトの交流から各PCパーツの動作に必要な直流を作り出すことです。交流から直流への変換効率は静音電源にとって大きな意味を持ちます。効率が高いほどロスが少なく発熱が低いため、安全に静音化できるのです。
しかも省電力で高寿命です。

コンデンサー

電源内部の部品であるコンデンサーには耐熱温度により85度品と105度品があり、後者の方が熱に強く寿命も4倍長くなります。また同じ物でも日本製の方が品質が上です。
経年劣化しやすいコンデンサーの高品質化は電源自体の寿命も延ばしてくれる他、ファンの回転数が必要最小限に絞られている静音電源には心強い部品といえるでしょう。

プラグインケーブル

通常電源から出ているケーブルは抜き差しできず、あまったケーブルはケース内にまとめておいておかないといけませんが、プラグインケーブルなら必要なケーブルだけ電源本体にさいして使えるため組み立てのときも紛らわしくなく、余ったケーブルがケース内のエアフローの邪魔にならないという利点があります。
プラグインケーブル差込口

スペック表の見方

電源は複数の電圧で電流を供給するので、スペック表にはそれぞれの電圧ごとに出力可能な最大値が記載されています。
なかでも重要なのは+12V系の出力です。CPU,グラボ,HDD,と主要なパーツが利用するうえ、製品によって差があるため全体の出力よりも、むしろ重要になる場合があります。
グラボをハイエンド仕様に使用と考えている場合は、+12Vの1系統あたりの出力と+12V系合計出力ともに余裕がある電源を選んでおいた方がよいです

+12v系最大出力とは先に述べたようにCPU、GPUなどが使う為のもの。1系統に大電流を流すと弊害もあるため通常は複数に分かれて供給しています。
+12v系合計最大出力は各系統の最大出力の合計とは限りません。+12v1で出力する間は、残りの3系統で出力できるのは合計からの差分になります。
+5Vsb系最大出力とは主電源がオンの場合などのスタンバイ時に利用する電流の最大値。ビスタでは2A以上が必須。
対応規格はATX12V v2.2以降に対応していれば問題ありません。EPS12V v2.9はサーバー向けの規格なので通常はあっても無くても支障はありません。
ESP12V はPentiumu4 以降CPUの消費電力が多くなり4ピン又は8ピンのCPUへの給電専用として必要になっています。
総合出力は電源の総合出力で定格出力のこと。なおピーク出力とは突入電流などに備えてごく短時間だけ出力可能な許容値です。

どの電源を買うか

ATX電源規格やMicro-ATX電源規格といった様に自分が組んでいる仕様で使える電源を探しましょう。
GeForce 9800クラスのミドルレンジ以上のグラボを使う場合、総合出力は600W以上の物を選んだほうがいい場合が多いです。
ASUSの電源用ワット数計算機を使用すれば買うべき電源ユニットのワット数の参考になるでしょう

念のため、ハードディスクの電源形状も確認するようにしてください。

次に使うCPUに対応しているかどうか。Pentium 4、PentiumD、Core 2 Duoなど起動する時の初期瞬間電力の違いで電力供給が足りないと動かない場合があります(先に書いたケース付属の電源でトラブル場合この関係かもしれません)。
後はグラフィックボード専用予備電源が必要であるかどうかといったところでしょうか。

不安であれば店に行って買うときに自分の使っているパーツで使用できるかどうか店員に聞くか、価格.comのようなサイトに行き買いたい製品のところで自分のパーツの詳細を書いて使えるかどうか書き込みするのもよいでしょう。

電源のメンテ

電源も中のファンが吸い込んだ埃が溜まると、寿命が縮まる他、うるさくなってきたり酷い場合はショートの原因にもなりますので、時々掃除機などで埃を吸い取ってあげましょう。
電源はケースから取り外すだけでなく、各パーツに接続されているケーブを抜かなくてはいけないので非常に面倒ではありますが、取り外して中のファンを何かで軽くおさえて掃除機で吸い取ってあげるのが一番よいと思います。

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この記事へのコメント

Re: PC電源ユニット選び

電源ユニット&マザーボードを選択中で大変参考になりました。1にマザーボードだと思いmicroATX(ATXの仕様にないので)を中心に検討しています。caseはフルタワーなので電源ユニットをATXタイプとしたとき、このmicroマザーボードにマッチする電源コネクターが装備されているのでしょうか。あるいは、micro用の変換コネクターが電源側かマザーボード側に添付されているのでしょうか。大変ご多忙中恐れ入りますが回答頂ければ幸いです。

Re: Re: PC電源ユニット選び

kokaさんこんばんわ

質問の件ですが、現在では基本的に電源ユニットとマザーボードの関係は規格が同じでないと合わないということはないと思います。記事内容が少し古くて申し訳ないです。

現在主流なのが、ATXマザー/Micro ATXマザー共に24ピン電源と4ピンのCPU補助電源になると思いますのでマザーボードの使用を見て24ピン+4ピンの組み合わせであれば、殆どのATX電源ユニットが会うと思います。

Pen4からCore2へ変る辺りだとATX電源が24ピン又は20ピンの2種類のマザーボードがありましたが、最近ではATX24ピンしかないと思うので変換の事は考えなくて大丈夫かと思います。
万が一ATX電源20ピンのマザーボードを使用なさる場合には変換コネクタは電源ユニット側に付属されているので、変換ユニットつきの電源を購入してください。

マザーボードのATX24ピンのところに4ピン分シールが貼ってあるマザーボードがあるみたいですが、その場合はシールを外して24ピンで使用してくださいね。

必要電源をまとめると
☆電源ユニット→マザーボードではATX電源24ピン+CPU補助電源が4ピン(ATXマザーでは8ピンの物もあります)
☆電源ユニット→グラボでは6ピン又は8ピン
電源ユニット→ハードディスク、光学ドライブ、ファンコントローラーなどはSATA電源とペリフェラル4ピン(特にハードディスクや光学ドライブなど多用される場合は数が足りるかどうか)
電源ユニット→ケースファンは基本的にマザーボードからの電源供給です。

☆をつけた2つが問題なければ後はなんとかあると思います。
  • [2010/11/25 23:02]
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  • 管理人わーとん
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