ATTRIBコマンド 

ATTRIB - ファイル属性の変更

attribute = 属性

スイッチ/パラメーター

+R、-R
読み取り専用(Readonly)属性を変更します。(+Rで設定、-Rで解除)
※読み取り専用属性をオンにしたファイルは、通常のアプリケーションによる書き換えや削除ができなくなります。変更、削除したくないファイルに対して指定することで、そのファイルを保護することができます。ただしコピーは可能ですしコピーしたファイルの状態は読み取り専用属性はオフになります。

+A、-A
保存(Archive)属性を変更します。(+Aで設定、-Aで解除)
※BACKUP、XCOPYなどで他のディスクやディレクトリにバックアップずみのファイルは、この属性がオフになります。一度もバックアップされていないか、バックアップ後に内容が変更された(たとえばエディタ等で書き換えられた)ファイルは、自動的に保存属性がオンになります。BACKUP、XCOPYなどはこれを利用して、バックアップされていないファイルだけを複写する機能を持っています。


 

+S、-S
システムファイル(System)属性を変更します。(+Sで設定、-Sで解除)
※システムの起動や運用に必須の重要なファイルを保護するために使われる属性です。この属性が設定されたファイルは読み取り専用属性を持ったファイルと同様、書き換えや削除ができなくなります。

+H、-H
隠し(Hidden)属性を変更します。(+Hで設定、-Hで解除)します。
※この属性が設定されたファイルは書き換え、削除ができなくなるほか、通常のDIR コマンドなどでは表示されなくなります。
[ドライブ:][パス]ファイル名
変更、または現在の属性を表示するファイルの名前を指定します。
※ワイルドカードも使用可能です。
 +R、+A、+S、+H、-R、-A、-S、-Hのいずれも指定しなかった場合には、該当するファイルの現在の属性を表示します。

/S
現行ディレクトリー以下のサブディレクトリ内のファイルも処理の対象にします。

実践

USBウィルスに感染してしまいCドライブ直下にトロイの木馬autorun.infが作成されてしまった場合を想定して、autorun.infを見えるようにした後にファイル名を変更します。さらに今後autorun.infを作成させない為に自身でautorun.infフォルダを作っておき、容易に書き換えできないように強い権限を持たせておきます。念のためにautorun.infフォルダの中にさらに権限の強いフォルダを作成します。
以上のことをコマンドラインで作業してみたいと思います。

Cドライブの直下へ移動して、隠しファイル属性などを外して可視化し、変更できるようにします。
C:\Documents and Settings\>cd \
C:\>attrib -s -h -r autorun.inf

ファイル名を変更してautorun.infが発動しないようにします。
C:\>ren autorun.inf *.txt

autorun.infという名のフォルダを作成します。
C:\>md autorun.inf

autorun.infという名のフォルダの中にさらにautorun.infという名のフォルダを作成します。
C:\>cd autorun.inf
C:\autorun.inf>md autorun.inf

c:\autorun.inf\autorun.infの属性を変更します。
C:\autorun.inf>attrib +s +h +r autorun.inf

c:\autorun.infの属性を変更します。
C:\autorun.inf>cd ..
C:\>attrib +s +h +r autorun.inf

以上!



この作業によってフォルダオプションの隠しファイルの表示をオンにしても可視でなくなりますが、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外せは可視できるようになります。 当然のことながらこの作業のみでUSBウィルス対策できるわけではないのであしからず。

参考

ルートディレクトリへ移動 cd \
1つ上のディレクトリに移動 cd ..
ドライブeへ移動 e:
パスを指定してドライブ移動 cd /d e:\test\hoge など

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