PCI Express のレーン数 

グラフィックボードの使用場所

PCI Express 2.0 インタフェースのグラフィックボードを使用する時にはマザーボードのCPUに一番近いPCI Express x16スロットへ差し込むのは一般的だと思いますし、特に悩む事もないと思います。

PCI Express x16スロットが2つ以上ある場合には
PCI Express x16(x16+x0、x8+x8)
PCI Express x16(x16+x0+x0+x0、x8+x0+x8+x0、x8+x16+x0+x16)
といったように仕様書にレーン数が書かれていると思います。

PCI Express x16(x16+x0、x8+x8)というのは「PCI Express x16を一つ使用している場合には16レーンで動作しますが、PCI Express x16を2つ使用した場合には動作が2つとも8レーンで動作します。」ということです。

ではPCI Express x16が2つあるマザーボード(x16+x0、x8+x8)でCPUに近いほうのPCI Express x16を使用せずにもう一つのPCI Express x16を使用した場合には動作モードはどうなるのでしょうか?

PCI Express x16は1つしか使用していないから16レーンで動作するのか。それともx8+x8という表記通り8レーンで動作するのか。2つ目のPCI Express x16に差し込むとx0+x8という動作になりそうですが、調べてもそれについての記載は見つからなかったので試してみるとやはり8レーンでの動作になりました(・∀・;)

1つ目のPCI Express x16が使用できない状況というのもそれほど無いとは思いますが、巨大なCPUクーラーを使用した場合に1つ目のPCI Express x16が使用できないからといって2つ目のPCI Express x16を使用する場合は注意が必要ですね。

x16とx8の速度の違いは?

16レーンの場合と8レーンの場合ではどれほど違うのか、PowerColor AX5750 1GBD5-S3DHを使用してベンチマーク結果をとってみました。
使用したマザーボードはIntel BOXDP67BGB3です。

3DMark06

16レーン:15670
8レーン:15688

16レーンベンチマークスコア 8レーンベンチマークスコア

FINAL FANTASY XIVベンチマーク

16レーン:3921
8レーン:3920

ファイナルファンタジーベンチ ファイナルファンタジーベンチ

DEVIL MAY CRY 4ベンチマーク

【設定】 Resolution:1920x1080
Msaa:x8
DisplayFrequency:60Hz
TextureResolution:SuperHigh
Vsync:OFF
FrameRate:Variable
ShadowQuality:SuperHigh
Quality:SuperHigh

16レーン:92-64-115-68(A)
8レーン:91-64-134-67(A)

モンスターハンターフロンティア絆ベンチマーク

16レーン:6440
8レーン:5436

全てのベンチマークで8レーンの方が若干低いスコアが出ていますが誤差の範囲といってよいほどでした。DEVIL MAY CRY 4のシーン3では8レーンの方がスコアがよくなっているのは謎です(笑)

AX5750 1GBD5-S3DHはどちらかというとローエンドよりなグラフィックボードなのでハイエンドなグラフィックボードだと違う結果になるのかもしれません。
ベンチマークで高スコアを目指すという場合は問題外ですが、ゲームを快適にするといった場合にはあまり8レーンでも16レーンでも変わりないようなきもしますね。

16レーンが必要になるような場合は・・・高価な3DソフトやCADソフトを使う時に使用されるQuadro搭載のハイエンドグラフィックボードとかでしょうかね。

とはいえ、予期せぬトラブルにあわない為にも、1つ目のPCI Express x16を使用できる場合は使ったほうが良いでしょうね。

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